どうも
チャルトンリサです。
2022年年明けから大きく相場が下落しています。
私が所有する投資信託も20%ほど下落して損益はマイナスになり、これ以上下落したらどうしようと悩んでいます。
でも、売ってしまったら相場上昇局面でマイナスを取り戻せない。
でも、売らないとますます損益がマイナスになるのでは?
・・・
今は、継続保有も損切もどちらも辛い、そんな状況です。
そこで、自分の気持ちを落ち着かせるために、「相場下落で損失拡大中でも売却しない理由」を集めてみました。
1.相場は過去から上がり続けている
NYダウは下図のとおり、過去から上がり続けています。
2003年のITバブル崩壊、2008年のリーマンショック、2018年米中貿易戦争と、一時的に大きく相場が下落する局面はありますが、早晩回復し上昇を続けているのがわかります。
(出展:https://ecodb.net/stock/dow.html)
2.底値からの最高値更新までは、長くて6年程度
NYダウはここ40年の間では、相場下落前の水準に株価が戻るまでは、ITバブル崩壊で3年、リーマンショックで6年、米中貿易戦争では1年となっています。
リーマンショックが100年に一度のイベントと言われていましたが、それでも6年で最高値更新していますので、今回はそこまで長くかからずに回復するのは間違いないのでは?と考えています。
ちなみに、100年近く前の世界恐慌(1929年)の際は、最高値更新(1954年)まで25年ほどかかっていますが、それでも回復はします。
3.相場の格言・投資家の名言
(1)十二支にまつわる格言
「辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ。戌(いぬ)笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁盛、丑(うし)つまずき、寅(とら)千里を走り、卯(うさぎ)は跳ねる」
今年は、寅年です。
下表の日経平均の平均騰落率を見ると、十二支中最下位、8回中2回しか上昇していないようです。
ただ、その2回は大幅な上昇率を記録していることや2年後の辰巳は上昇することが多いので、そこまで待てば相場は回復しそうです。
これは偏見ですが、日経平均が回復するのであれば、NYダウも回復するのではないでしょうか。
(2)遠くの戦争は買い
"「遠くの戦争は買い」という米国の市場関係者の間で伝えられた相場格言がある。自らのサプライチェーンが傷付かなければ、戦時の混乱で供給できなくなった製品に代替需要が発生し、市場に食い込む機会になるといった見方だ。"
現在、ウクライナ戦争が続いている。この格言については、本当にそうなのか?といった疑問の声もあるが、私はこれを信じています。
個人的には、戦争による影響は常に戦場となっている国であり、2回の世界大戦であればヨーロッパ。ここでは景気が悪化していますが、戦場にならなかった米国は、戦争している国に物資を売ることで好景気に沸きました。
日本も、朝鮮戦争では特需に沸き、もはや戦後ではないと言えるほどの好景気になり、高度経済成長へとつながっていきました。
(3)ウォーレンバフェットの名言
私はいずれ金持ちになると知っていた。そしてそのことをわずかなりとも疑ったことはない。
──ウォーレン・バフェット
これを信じて自分が買った投資信託が上昇するのを待ちます。
(とりあえず入れておきたかったので書きました。)
4.ファンダメンタルズ
(1)米国のインフレ率は約40年ぶりの水準に
米国労働省が10日に発表した2月の消費者物価指数は、前年同月比+7.9%と約40年ぶりの高インフレとなっています。
(2)利上げ・テーパリング終了が示すものは、景気拡大とカネの供給過多
FOMCは、3月15-16日の会合で利上げを発表しました。
過度なインフレを抑えきれないということでしょう。
このインフレを次のように考えてみました。
①需要が供給を上回っている。
景気拡大局面において、供給が追い付かず需要を満たせないということが起こります。需要(消費)を満たそうと供給(生産)が増えていくので、景気は拡大することが多いです。
②カネの価値が下がっている。
カネの価値は、供給量が増えれば(需要・経済規模に変化がなければ)当然に下落します。テーパリングは終了したものの、カネの供給過多でカネの価値が下落しモノの価値上昇が続いています。
このように考えると、今後も現金を持つよりもモノ(株式・金など)で持っておいた方が良いので、今は投資信託は売却しなくていいと考えています。
5.まとめ
私が、損失拡大中の投資信託を売却しないための理由を考えてみました。
どれだけ考えてみても結果がどうなるかはわかりませんが、少しでも精神的に安定したい方はぜひ参考にしてみてください。
以上
ではまた